働き方

妊娠中も仕事を続けるときの注意点。職場に必要とされる人材でいよう

 

いま女性のほとんどが、妊娠・出産しても働き続けたいと思っています。

ただ妊娠中は予測不可能なことばかり。どうしていいのか分からないことも多いでしょう。

また妊娠中の立ち回りによっては、周囲に迷惑をかけ、反感を買ってしまうことも。

そうならないための注意点をお伝えします。

 

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職場に妊娠を報告するベストな時期は?

 

妊娠は、本人にとってはとても嬉しい出来事です。

そのため気持ちが高揚して、検査薬で陽性反応があった時点でもう周囲に報告してしまう人がいます。

ただ、妊娠初期の流産率は意外と高いもの。流産は妊娠全体の約15%の確率で起こりますが、このうち8割以上が妊娠12週までの妊娠初期に起こります

 

そう考えると、職場に報告するタイミングは迷います。

妊娠が発覚したばかりの時期だと、万が一の流産の可能性があります。

しかし、つわりなどの症状は初期段階から出てきます。何も報告せずに体調不良が続くと、周囲に迷惑がかかるし、不信感を抱かれかねません。

また妊娠初期は、過度なストレスや過労は禁物。力仕事や立ち仕事、残業など、体に負担をかける業務は控えるのがベターです。

そのため、直属の上司には早めに妊娠を伝えるようにしましょう。

目安としては、流産率がグッと下がる心拍確認後、もしくは12週あたりです。体調が思わしくないようなら、そのことも正直に話したほうがいいでしょう。

 

このとき、必ずしも上司が妊娠に理解のある人ばかりとは限りません。

男性の中には、女性の気持ちを理解せずにマタハラまがいの言葉を口にしたりすることもあります。初めて部下の妊娠に接するといった上司の場合は、何をどうしていいか分からない人もいるでしょう。

その場合は、信頼のおける先輩に相談したり、人事部に直接相談するのも手です職場の誰かとは積極的にコミュニケーションをとるようにし、一人で抱え込まないようにしましょう。

同僚への報告はいつがいい?

部署内のメンバーや仕事関係者への妊娠報告は、人それぞれでタイミングが違ってくると思います。

もし体調不良が続くようなら早めに報告したほうがいいですが、順調であればさほど急ぐ必要はありません。安定期に入るくらいの時期がいいでしょう。

 

周囲への報告時期は、上司とあらかじめ相談しておいたほうがいいこともあります。

私自身のことですが、比較的つわりも軽く体調もよかったので、安定期近くになるまで妊娠したことは伏せておきたいと思っていました。しかし上司は、私が妊娠報告した3日後(妊娠11週目)くらいに部署内で公表してしまいました。

妊娠11週目はまだ流産の可能性も高く、とてもナイーブな時期です。周囲への報告時期の希望をあらかじめ上司に言っておけばよかったと後悔しました。

女性が多い職場では配慮も必要な場合も

女性同士は、人間関係か本当に難しいものです。

妊娠は本来祝福されるべきことですが、ヘタをすればマイナス感情を抱かれかねません

 

昨今は晩婚化により結婚年齢があがっています。

それに伴い、子供を産みたくても産めない人、なかなか授からない人が増えています。ひそかに不妊治療をおこなっている人もいるでしょう。

そういった人にとって、他人の妊娠報告は辛いもの。僻みや嫉妬の感情を抱かれることもあります。これはどうしようもないことです。

ですから、職場で「私、妊娠しました~」と大っぴらに言い触らすのはやめたほうがいいでしょう。

 

また、周囲が優しく接してくれたとしても、妊娠中は仕事を徐々にセーブせざるを得なくなり、迷惑をかけることは確かです。

「自分は妊娠しているから仕事ができなくて仕方がない」といった姿勢で仕事に取り組むのは絶対にやめましょう。

 

何が起きても最後まで責任をもって

妊娠中は、しばしば予測できない事態に見舞われます。

日によってつわりが重かったり、急に頭痛や腹痛に見舞われたり、体がダルかったり……。また早産に見舞われる人や、体調不良を通り越して入院を余儀なくされる人もいます。

たとえ順調であっても、仕事に支障が出ることはあります。

どんな事態になっても、自分の仕事には責任をもってやり抜く気持ちは忘れないことが大切です。

と同時に、できるだけ周囲に迷惑をかけない工夫を怠らないようにしましょう。

情報を常に共有しておく、引き継ぎはしっかりする・・・。また、休業中の自分の連絡先を伝え、もしものときにすぐに連絡がとれるようにするのも忘れずに。

 

職場に必要とされる人材は、たいていの場合、優秀であるかどうか以前に、一緒に働きたいと思わせる人か、周囲と良好な人間関係を築ける人かどうかがカギを握ります。

そのため、周囲への配慮をわすれない、当たり前のことをきちんとしておく、といったことが、なによりも重要なのです。

休業中にしておいたほうがいいこと

 

産休・育休に入る前は、休みのあいだは時間ができると思って「あれをしたい」「これをしたい」といろいろと考えるかもしれません。

しかし、特に出産後は子供の世話が大変で、自分の時間なんてほとんどありません。それでいいと思います。

ただ一つ、大切なのは、定期的に職場と連絡を取り合っておくことです

理想は上司や同じ部署のメンバーですが、同期や人事部でもいいかもしれません。たまには顔を出すのも有効です。

おそらく、近況報告くらいで大した情報のやり取りはできないと思います。でも、その少しのコミュニケーションによって、「仕事に対する意欲がある」「職場のことを忘れていない」という印象を与えます。

それがひいては、復帰のしやすさにもつながってくるのです。

休みの間でも連絡をくれる人と、まったく音沙汰なしの人。職場の人間からしたら、どちらの印象がいいかと言えば、当然前者でしょう。

 

気持ちよく仕事を続けるために、周りとの良好な関係をつくり、それを維持していくことを忘れないようにしましょう。

 

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