子どもが生まれるにあたって、さまざまなベビー用品が必要になります。
でも、なかには私の経験上、買う必要のなかったものがたくさんありました。
ベビー用品は「ベビー用」というだけで一つ一つの金額が高いので、買うか買わないかが家計に大きく影響してきます。
よくよく考えて買いたいですよね
ここでは、ぶっちゃけ不要だったベビー用品を個人的なランキング形式で紹介します。
第3位 ベビー服以外の衣料品
具体的に言えば、赤ちゃん用の帽子、靴下、ミトンなどの衣料小物です。
赤ちゃん用は小さくて可愛いので、お祝いでもらうこともあるでしょうし、つい買ってしまうことも多いです。
でも、はっきりいって不要です。
これら小物類は、必要な衣料というより、ただの飾りにすぎません。
ただでさえ忙しい育児のなかで、いちいち出かける時にそれらを身に着けさせるのは面倒です。
くわえて靴下は、履かせて出かけると、かならずといっていいほど片方がなくなります(赤ちゃんには靴下を履かせないほうがいいという意見もあります)。
ついでに言うと、赤ちゃんが身に着ける肌着や、その上に着せるベビー服(ロンパースやカバーオール)も、買いすぎには注意です。
赤ちゃんの服はよく汚れるから洗い替えがたくさん必要だと思いがちですが、たくさん買っても新生児用の服はすぐにサイズアウトしてしまいます。
枚数は最低限にするか、もしくは長く着れるように大きめの70~80サイズのものを買うことをおすすめします。
第2位 ベビーバス
赤ちゃんは、生後1カ月ほどは沐浴です。
そのためベビーバスが必要だと思いがちですが、ベビーバスでなくても、大きめの洗面器や、キレイに洗ったシンクで代用可能です。
ベビーバスは1か月しか使わないうえ、使わなくなったら(意外に大きいので)置き場に困ります。
なので、私からすれば、あえて買う必要はありませんでした。
第1位 ベビーベッド
赤ちゃんが生まれたらベビーベッドで寝かせて、その上にはメリーがまわっている……。
そんなイメージをする人が多いのではないでしょうか。
もしペットがいる家だったら、ペットが赤ちゃんに悪さしないようにベビーベッドが必要かもしれません。
でもわが家はペットがいないので、はっきりいってダントツ1位で不要でした。
実はわが家は、夫のきょうだいからお古をもらったので、第1子のときは使用しました。
ですが、第2子以降は全く使用しませんでした。
ベビーベッドを使わないほうが育児がラクだったからです。
赤ちゃんは頻繁に授乳します。昼間だけでなく、夜も約2時間おきに授乳が必要です。
ベビーベッドだと、毎回ベッドで寝ている赤ちゃんを抱きあげて授乳して、またベッドに戻すという作業が必要になります。
これが本当にツライ……。
同じ布団で寝て、布団から抱き上げて授乳する、もしくは添い乳したほうが、格段にラクなのです。
これに気づいてしまうと、もうベビーベッドは無用の長物。
さらに、ベビーバス同様、使わなくなったときに捨てるのも大変だし、保管するにも場所をとるので邪魔でしかありませんでした。
番外編 本当に必要か吟味しよう
ほかにも、場合(人)によっては不要なものがあります。
1、ベビーカー
もし赤ちゃんが1人、もしくはきょうだいの年齢が離れていれば、ベビーカーは必ずしも必要ではないかもしれません。
最近は質の高い抱っこひもが多く、外出には抱っこひものほうが便利であることが多いからです。
いまは大型施設にはベビーカーの貸し出しをしてくれるところもありますし、ショッピングセンターには赤ちゃん用のカートもあるので、それで事足りることも多いです。
使い勝手の良さそうなベビーカーは値段がかなり高いので、買わない選択肢もありだと思います。
2、「〇〇用」と名のつくもの
「ママ用○○」「ベビー用○○」などと銘うっているものは、本当に必要なものかよく吟味してから買ったほうがいいです。
たとえば、「ベビー用布団」。
赤ちゃんの肌に優しいからと買ってしまいがちですが、あまり必要ないように思います。固め(薄め)の布団があれば十分です。
また、「マザーズバッグ」。
これも、大きめのカバンであれば何でも使えます。むしろ私にとってマザーズバッグは使いにくかったです。
さらに私が買って失敗したのは「おむつ替え用シート」。
これは家にあるタオル類でじゅうぶん代用可能でした。
このように、ベビー用品は必ずしも買い揃える必要はありません。
一見便利そうにみえるものも、じつは家にあるもので十分使えるものが多いです。
個々人によって必要になるもの、使いやすいものは違ってくるかと思いますが、無駄なものを買わないために、出産前に買い揃えておくのではなく、出産後に必要なものだけを買い足していくのがいいと思いますよ。