2年ぶりに胃カメラ検査を受けてきました。
ピロリ菌は胃がんの原因
約2年前、胃カメラ検査をしてピロリ菌がいることがわかりました。
胃カメラ検査をしたきっかけは、たびたび胃痛におそわれていたこと。
子育て中でもあり、私はストレスが原因だと考えていました。
ですがある日、胃痛で内科を受診したところ、「30代半ばだし、一度胃カメラ検査を受けたらどうですか」と勧められました。
ピロリ菌が体内にいれば、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍を引き起こします。また”胃がんの99%はピロリ菌が原因”とも言われています。
ということで、胃カメラをしてピロリ菌検査をすることに。
結果は陽性。
判明時は授乳中だったのですぐに除菌はせず、授乳回数が減ってきたところで除菌をしました(抗生剤の服用)。

除菌後も定期検査をすべき理由
私は1度目のトライ(1週間の薬の服用)で、除菌に成功しました。
ただ、ピロリ菌を除菌できたからといって、胃がんにならないわけではありません。
ピロリ菌を除菌すれば、胃がんになる確率は下がります。ですが、もともとピロリ菌がいなかった人に比べれば、胃がんになる確率は高い。
また、ピロリ菌の除菌前にどれだけ胃が痛めつけらたかも、そのあと胃がんになるかに関わってきます。(私はけっこう荒れていた)
ということで、除菌後も定期的に検査を受けたほうがいい。
私は医師に「できれば1年に1回」と言われましたが、同じようにピロリ菌がいた私のきょうだいは「2年に1回」と言われたとか。
そのあたりはお医者さんによりけりなのかな?
除菌後、初の胃カメラ検査
今回の胃カメラ検査は、ピロリ菌を除菌してからは初めてとなる検査でした。
念のため、もう一度ピロリ菌がいるかどうかの検査もすることにしました。
というのは、除菌後に行なった確認の検査は検便によるもので、100%確実ではないからです。
また、わずかですが再感染の可能性もある。
今回の胃カメラ検査は、前に胃カメラ検査をしてから約2年、ピロリ菌除菌後1年が経っていました。
検査の結果、胃の状態は……
まず、胃の状態ですが、素人の私がみてもかなり良くなっていました(お医者さんから写真を見せてもらえた)。
ピロリ菌がいたときは、胃の中が白色の粘液だらけ。「ピロリ菌がいる典型的な初見」と言われました。
ですが、今回はそれはまったく見られず、色もきれいになっていました。
また、ピロリ菌検査は陰性。培養検査なので、これでピロリ菌は確実に除菌されたことが証明されました。
胃は生活習慣の影響を受けやすい
私は遺伝的なもので言えば、がん家系ではありません。直系の親戚をみても、がんになった人はいません。
ですが、胃は他の臓器に比べて、生活習慣の影響を受けやすい臓器です。家族親族にいないからといって、ならないとは限りません。
とくに、私の胃はこれまでピロリ菌によって痛めつけられてきているので、やっぱり心配です。
ですが、胃がんは早期発見できれば、怖くない病気でもある。
今後も定期的に検査を受けていきます。