子育て

正直、子育てするのに京都市はおすすめしない。実際に住んでみて感じたメリット、デメリット

京都には不思議な魅力がありますよね。

多くの人にとって、京都に住むのは憧れでもあり、ステイタスでもあるのではないでしょうか。

それもあって、新婚や子どもの誕生などで引っ越しする際、京都を候補にされる方も多いかと思います。

ですが、実際に住んでみると、外からは見えなかった実態が見えてきます。

今回は、実際に京都市で子育てをして感じる良いところとイマイチなところを書いていきますね。

京都市の子育て : ここは良い

治安はかなり良い

住むにあたっていちばん気になるのは、やっぱり治安ですよね。

京都市は、治安に関してはおおむね良いでしょう。

とくに「洛中」と呼ばれる、昔ながらの京都市の中心地は、治安の心配はほとんどありません。

京都市は大学がたくさんあるので、学生さんもたくさんいます。子育て中の方が夜に出歩くことはあまりないでしょうが、夜遅い時間でも学生さん含めて人通りが多いですね。

じつは私も大学時代を京都市で過ごしていたので、身にしみてわかります。

京都駅から南側にはやや治安が悪いところもありますが、京都駅より北側は問題ないでしょう。

車がなくても生活できる

京都市内は交通網が発達しているので、車がなくても生活できます。

市内は観光名所も多いこともあって、とくにバス網は細かく敷かれています

大阪へもJR、阪急電車、京阪電車が使えるのでアクセスもよしと言えるでしょうね。

待機児童ゼロ(やや怪しいが…)

「待機児童」とは、保育園の入所を申請しているのに入所ができず、入所待ちになっていることですね。

この待機児童、とくに都市部では大問題となっています。保育園に入所できないがために、退職を余儀なくされてしまうお母さんが多くいるからです。

ですが、京都市は5年連続「待機児童ゼロ」

共働きを望んでいる家庭にとってみたら、とてもありがたいですね。

ただし、待機児童ゼロとはいえ、第1希望の保育園に行けるとは限りません

人気の保育園には定員以上の希望者が集まります。また、どの保育園も1歳児入所はかなり競争率が高くなっています。

わが家の末子も1歳児入所で保育園を申請しました。第1希望の保育園では、希望者23人に対して、定員はなんと4名だけでしたね……。

わが家は夫婦ともに正社員共働き+上の子2人がすでにその保育園に通っていたので、なんとか4人の枠に入れましたが。

周りにはきょうだいで別々の保育園に通っている人もけっこういます。

鉄道博物館がある

男の子のいる家庭なら、一度は行きたいのが鉄道博物館です。

関東は埼玉の大宮駅にありますね。関西では京都市のみ

電車や蒸気機関車を目の前で見て、触れられるのはとても楽しい体験です。

運転シュミレータもできるし、鉄道ジオラマも圧巻です。

お土産屋さんの鉄道グッズも見逃せません。

また付近には京都市水族館や、大きなアスレチックのある梅小路公園があります

この付近一帯が子どもに嬉しいスポットになっています。週末はすごく混みますけどね。

京都市の子育て : ここがイマイチ

子ども医療費が高い

どの自治体でも子どもの医療費の助成はありますが、京都市の助成はかなり少ないといってもいい。

もっとも進んでいる自治体では、中学3年生まで医療費が無料です。

京都市では、0〜2歳までが月200円、3歳以降が月1500円が上限となっています。(2019年9月までは3歳以降3000円だったのが、引き下げられました)

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子どもは本当にしょっちゅう病気をします。1カ月1500円なんてあっという間にいきます。

毎月のように1500円の上限までかかるのは必至です。子どもが2人いれば、倍かかる。

じつは京都府内でも京都市だけが高いんですね。周辺の市では、中学3年生まで200円が主流ですよ……。

ゴミ袋が有料

京都市では、家庭ゴミは指定の有料ゴミ袋に入れて捨てなければいけません

たかがゴミ袋と侮ってはいけません。乳幼児の子を持つ家庭は要注意です。

なぜなら、紙おむつのゴミが大量に出るから

わが家はとくに子ども同士の年齢が近いので、おむつをする時期も被っていました。よって出る紙おむつのゴミの量もすごいことに……。

いちばん大きなサイズの45リットル入りゴミ袋(10枚450円)をすごいスピードで消費していくことになります。

小さい子どもがいる家庭は、有料ゴミ袋には本当に要注意。もう100均のゴミ袋でいいじゃん……。

駐車場が少ない

交通網が発達しているとはいえ、やっぱり子育て家庭は車があったほうが何かと便利です。

ですが京都市内、とくに洛中に車で出かける際は要注意。

車を停めるところが本当に少ないです。

無料で停められるところはほとんどなく、たいていはパーキングになるのですが、よくよく注意して停めないといけません。

駐車場側も足元を見ているので、駐車料金も高めです。とくに夜をまたぐ場合は、料金体系をよくよくチェックしないと高額請求されてしまいます

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またクルマ関連でいえば、市内の中心部は道も狭く、路上駐車も多いので運転には注意が必要です。

さらに京都は坂が少なく、学生さんが多いこともあり、自転車に乗っている人が異様に多い点も、ドライバーは注意しなければならないところです。

電車料金が高い

京都市の地下鉄料金は日本一高いことで有名ですね。

初乗り料金は220円。

さらなる値上げも検討されているみたいです。やめてくれ……。

観光シーズンは激混み

京都市は一年中、観光客が多いです。

そのなかでも、桜のシーズンと紅葉のシーズンはとくにめちゃくちゃ混んでいます

その時期は交通機関もかなりパニック状態に。とくに、バスは時刻通りに動かないと思っていたほうがいいですね。

京都駅付近はとくにカオスです。

あとは受験シーズンもなにげに混みますね。

自然・公園が少ない

京都市は山に囲まれているので、緑が多そうなイメージはありますが、街中はさほど自然豊かではありませんね。

公園も、じつは少ないです。

外で思いっきり遊べる環境というのは、ちょっと期待できないかもです。

わが家のまわりは、お年寄りのほうが多く住んでいるので、公園も遊具は錆れ、砂場も雑草だらけ……。

大人が住むにはいいところだけど……

子育てするのに京都市がイマイチなのは、子ども医療はじめ、子育て支援が中途半端だからです。

けっして恵まれているとも、先進的とも言えません。

もし京都に引越しを検討しているなら、京都市周辺を視野に入れたほうが、個人的にはいいかと思います。

家計に大きく関わってきますから。

そして、子育て家庭が引越しする際は、まず第一に自治体の子育て支援をチェックしましょう!

あと、京都は「夏が暑く冬が寒い」とよく言われますが、これはマジです。特に冬はかなり寒いですよ。

とはいえ、たとえば学生として京都に住む、単身で住むのであれば、話は別ですよ。

市内には歴史的な名所や史跡も多いし、先斗町や木屋町などの呑み屋街も楽しいところ。

買い物にも不便はありませんし、お店も中心地に集まっていて、おもしろいですからね。

大人にとっては、京都市は魅力のある街なんですけどね。