今回、夏休みの時間を使って、子どもの顔にあるほくろを除去しました。
実際にやってみると、思っていたよりずっと簡単で驚きました。
目次
なぜ子どもの顔のほくろを取るのか
ほくろができる原因は主に①遺伝(体質)、②日焼け(紫外線)の影響だと言われます。
うちの子はいま小学校1年生ですが、さほど日焼けをしていないのに、ほくろが多め。
おそらく私からの遺伝なのでしょう……(私もほくろが多いです)。
そして、鼻の下にほくろがあり、それが年々大きくなってきていました。
最近はほくろ除去の技術も進化しているだろうし、小さいうちに取ってしまえば傷跡も残りにくいだろうと思い、ほくろ除去をしてあげることにしたのです。
ほくろ除去は保険適用される?
ほくろ除去する場合、保険適用の場合とそうでない場合があります。
保険適用となるのは、ほくろによって日常生活に支障が出る場合や、そのほくろが病気の可能性がある場合。
たとえば、異様に大きなほくろや、かたちがいびつなほくろなどは、悪性(がん)の可能性もあるので検査をしたほうがいいと言われます。
実は私が小学生のころ、背中に大きいほくろがあり、皮膚科で取ったことがあります。そのときは保険適用でした。(結果的には病気ではなく普通のほくろでした)
そうではなく、ただ「見た目を考えてほくろを取る」場合は保険適用外。自由診療ということになります。
ほくろ除去はどこでできる?
ほくろ除去は皮膚科、形成外科、もしくは美容皮膚科でできます。
わが家の場合、近所の皮膚科でもほくろ除去を取り扱っていました。ですが、その技術や実績が分からなかったので、そこでは行わないことに。
美容皮膚科で、実績があり、最新技術を取り入れているところを探しました。
わが家が美容皮膚科を選んだ基準は、次のとおり。
- 実績がある
- 口コミも悪くない
- 料金が良心的
- エルビウムヤグレーザーか炭酸ガスレーザーを扱っている
最近のほくろ除去はレーザーで行うのが一般的になってきています。肌への負担が少なく、傷跡が残りにくいとされているんですね(個人差あり)。
炭酸ガスレーザーよりもエルビウムヤグレーザーのほうが肌への負担が少ないようで、それを扱っているクリニックを中心に探しました。
そして、行きやすい場所にあり、料金も許容範囲で、実績もあったクリニックに決めました。
ほくろ除去の流れ
実際に体験したほくろ除去の流れです。
クリニックに予約
クリニックに予約をします。
最近の美容皮膚科はメールやLINEで無料カウンセリングや予約を行えるところも多く、コンタクトが取りやすいですね。
わが家の場合も、メールでコンタクトをとり、すぐに予約できました。
予約当日、クリニックに来訪
予約した日時にクリニックに行きました。
待合室で少し待った後、カウンセリングルーム(個室)へ。
カウンセリング後、問題がなければその日に施術するというかたちでした。
カウンセリング
カウンセリングルームに通されて、スタッフと担当医師のカウンセリングです。
内容は、
- どのほくろを除去するかを決める
- 施術の内容、リスク、料金の説明
- 同意書の記入
- お会計
施術(治療)方法は、レーザーと切開があります。カウンセリングの結果、ほくろの大きさからしても、傷のダメージからしても、レーザーで行うので問題ないとのことでした。
未成年者の治療となるので、親権者が代わりに同意書に記入しました。
施術(治療)
個室から施術室に移動し、治療開始です。
保護者は横で見ていて大丈夫ということで、付き添うことにしました。
子どもがベッドに横になり、まずは除去するほくろの箇所に麻酔を打ちます。
その後、すぐレーザーを当てて除去していきます。
驚いたのは、ほくろ除去にかかる時間がかなり短い!
うちの子は顔のほくろを3個取ったのですが、全部合わせても1~2分で終わったように思いました。
施術終了
レーザーでほくろを取った後は、ガーゼを当ててテープで保護(ほくろ用の小さいサイズ)。
家での貼り換え用の保護テープを受け取って、終了です。
カウンセリング時にお会計を済ませたので、終了後は速攻帰れました。
来院してから終了まで、30分もかからず済みました。
気になる!ほくろ除去のアレコレ
体験してわかったほくろ除去に関する情報をご紹介します。
体験がベースですが、クリニックによるところも大きいので、その点はご了承ください。
ほくろ除去にかかった料金は?
今回利用したクリニックでは、ほくろ1つにつき約5,000円でした。
その他に、うちの子は局所麻酔もしたので麻酔代(約5,000円)と、傷跡に貼るテープ代(約1,000円)がかかりました。
治療後はどうケアするの?
治療当日は患部は濡らすのはNG。
(うちの子はお風呂に入ると絶対に濡らすと思ったので、お風呂を控えました)
翌日にテープを貼り変えた後は、テープを貼ったまま洗ってもOK。女性の場合はテープの上からメイクもOK。
その後は、テープを1週間ごとに交換し、赤みが消えるまでテープで患部を保護します。
頻繁な貼り替えは傷への負担となるので避けたほうがいいのですが、わが家の場合、なにせ小学1年生なので暴れるし喋るしですぐにテープが剥がれてしまい、けっこう貼り替えています……。
テープを貼らなくなったあとも、紫外線には要注意です。紫外線の影響で色素沈着が起こりやすくなるからです。
そのため、日焼け止めクリームをきちんと塗ること。
通院は必要?
わが家が利用したクリニックは、よほどのことがない限り(ほくろの状態が悪いとか)診療当日に治療となります。
その後は家でのケアなので、クリニックに行くのは治療日の1回のみでOK。
ほくろが大きくて切開で除去した場合は、治療後に傷を縫うので、抜糸をするので通院が必要みたいですけどね。
ほくろを取るのは痛い?
うちの子のほくろ除去は麻酔をして行ったので、痛みはまったく感じなかったようです。
麻酔を打つ際の注射が、打つ場所によっては痛いそうです。先生曰く、とくに鼻の下は痛みを感じやすいとのこと。
ほくろ除去後は多少の出血はありますが、すぐ止まりました。
その後も、子どもを見ていると、テープを顔に貼っている違和感はあるものの、痛みはまったくないようでした。
(そのうちテープを貼っていることも忘れているほどでした)
ほくろの再発はある?
ほくろの根が深い、あるいはまた下から出てくるなど、再発の可能性はあります。
うちの子はいまのところ大丈夫ですが、なってしまったら仕方ないですね。
再発時の対応はクリニックによりけりですが、私が利用したクリニックは再度ほくろ除去をする場合は同じだけ料金がかかります。
本当にキレイに治る?
個人差があるようです。徐々に肌と同化していくようですが。
先ほど書いたように、再発の可能性もあります。
あるいは色素沈着が残る可能性もあります(その可能性を下げるためにUVケアが必要です)。
まとめ:想像よりずっと手軽だった
私の年齢的なものもあるのでしょうが、美容皮膚科と聞けば、なんとなく「料金が高い」「顔をいじるのはどうなの」みたいな偏見がありました。
ですが、意外と利用者が多くて、驚きました。
また施術もあっという間に終わってしまい、「最近の技術ってすごい!」と本当に感心しました。
子どもの治療後の経過もいまのところ良好で、やってよかったなと思います。
最後に、今回のほくろ除去をした理由と感想をまとめておきます。
- もともとほくろが多め(特に顔が気になる)
- 美容皮膚科は思ったより気軽に行ける所だとわかった
- 想像していたより値段が安かった
- クリニックに行ったその日に除去できる
- コロナ禍でマスクが常態化しているので除去後の傷を隠せる