子供が生まれると出費が増える?「出産貧乏」にならないための4つのポイント

子供が生まれたら、出費が大幅に増えると思っていませんか?

実際、多くの家庭では、出産によって出費が増えていると思います。

でも、じつは共働き家庭の場合、育休中はお金を貯めるチャンスなんです!

育休中は収入が減るけれど……

いまは子供をもつ家庭の多くが共働きです。

共働きの場合、子供が小さいうちにかかる費用で大きいのは保育料です。

乳児のあいだは認可保育園で1カ月に数万円無認可保育園であれば10万円以上かかる場合もあります。病児保育やベビーシッターを利用すれば、さらにお金がかかります。

ただ産休・育休中は、この保育料はまだかかりません。

そのうえで、子供が生まれるにあたって、だいたいの家庭では女性(妻)が産休・育休をとり、男性(夫)は以前と変わらない働き方を続けるパターンが多いでしょう。

このとき、育休期間中は「育児休業給付金(育休手当)」がでます。

最初の180日は給料の67%、その後は50%が支払われます。

つまり、最初の6カ月間は「夫の給料+妻の給料の67%」、以降は「夫の給料+妻の給料の50%」が確保できるわけです。

制度が改善されて、育児休暇をとることによる収入減はずいぶんと緩和されましたね。

「それでも収入減になることには変わらないじゃないか」と思われるかもしれません。

ただ出産後は、自治体から児童手当も支給されるようになります。

親戚や知り合いからお祝い金をいただく機会も多いでしょう。私の場合は、会社からもお祝い金がでました。

そのため、収入はたしかに減るでしょうが「激減」というほどではありません。

ちなみに、出産前や出産時に関しても、やり方次第で出費を抑えることが可能です。

妊婦健診費用は自治体から補助がある場合がほとんどです(自治体により負担額に差があり)。分娩・入院費用も、自治体や健康保険組合から42万円が支給されます産院にこだわりがなければ、この費用範囲内に収めることも不可能ではありません。

また出産する年は、家庭の医療費が10万円を超える可能性が高くなります。そうなると、確定申告で医療費控除も適用され、税金が還付されることになります。

育休中でもお金を貯める4つのポイント

「収入」がさほど問題にならないとなれば、あとの問題は支出です。

上手くやりくりして出費を減らすのが、お金を貯めるためには必須です。

そのためには、以下の4つが大切だと個人的に思います。

①ベビー用品を買いすぎない

赤ちゃんが生まれたらベビー用品がたくさん必要、というイメージがあります。

実際に、出産・育児関連の雑誌を見ていると、多くのベビー用品が「必需品」として取りあげられています。

とくに初めて出産する際は、気分も高揚しているため、これらの情報を鵜呑みにしていろいろと買い揃えてしまう人が多いでしょう

ただ実際には、本当に必要なものは、ほんのわずかなんです。

たとえば私の場合、ベビーベッドはきょうだいから譲り受けたのですが、まったく必要なかった。逆に、置き場にも処分にも困るくらいでした。

ベビーカーも、1人目のときはほぼ使わず、1人目と2人目が歳が近かったので、2人目出産でようやく購入。

ただ、いま外出先にはたいていベビーカートがあったりするので、使用頻度はかなり少ないです。買わなくても大丈夫だったかも……。

といったことがあるので、本当に必要かはよくよく検討する必要があります。

おすすめなのは、生まれる前に買い揃えるのではなく、生まれた後に必要なものを買い足していくこと。そのほうが、確実に出費は少なくなりますね。

②レジャー・娯楽を見直す

独身時代や夫婦2人だけの時は、よく外出していませんでしたか?

とくに夏休みなどの長期の休みになると、旅行に出かけたり、大型レジャー施設に遠出していた人が多いのではないでしょうか。

子供が乳児のあいだは、泊まりがけの旅行や長距離移動が必要な外出には行きづらくなります。せいぜい実家に帰省するくらい。

また、日帰り等で出かけたとしても、乳児連れでは行ける場所が限られてきます。

とくに入場料がかかるような場所(映画館、博物館、美術館など)に行く機会は、ほとんどなくなります。

わが家で、子供が小さいあいだに行く機会が増えたのは、やっぱり公園ですね。走り回れて、騒いでも迷惑にならず、しかも無料または低額ですから。

③外食を抑える

個人差があるかもしれませんが、私は独身時代や子供がいないときは、たびたびの残業で昼夜ともに外食をすることが多くありました。

また、仕事上でもプライベート上でも飲みに行く機会が多くありました。

子供が生まれた後は、それらはめっきりなくなります。

たんにお誘いがなくなるのに加え、子供が乳児のときの外食は周囲に迷惑がかかるから控えるのと、たんに子連れ外食は自分が疲れるのでしなくなるからです。

ですから、飲み会代含めて外食費は、ほとんどかからなくなりました。

また、子供が乳児のうちは、母親は家でも満足に食事ができないほど忙しいものです。私も、出産後3カ月くらいは、きちんとした食事をとった記憶がありません。

結果、食費も減っていきます。

④服飾費、美容代をかけない

働いているときは、スーツを含めた洋服代もかかるし、靴やかばんなどの小物代もけっこうかかります。

ですが育児休暇に入ると、そのあたりに気を遣う必要がなくなります。

小さいお子さんがいても、とてもキレイに着飾っているお母さんも、たしかにいます。ですが、実務優先にして、動きやすく、母乳を与えやすく、汚れてもOKな服を、洗い替えをいれて2着用意すれば事足ります。

というか、忙しくて洋服なんて気にしている暇なんてありません。

また、私自身、育休中はほとんど化粧をしませんでした。化粧をしている時間がないし、どうせ汚れてしまいます。秋から春先にかけては外出するときもマスクを着用すればOKでした。

ということで、ファッション代や美容代は、かけまいと思えば、かけずにすみます。

「出産貧乏」に気を付けて

レジャー費や外食費は、意識しなくても減っていくかもしれません。

いちばん気をつけなければいけないのは、ベビー用品です。

ただでさえ値段が高いうえ、洋服類だとすぐにサイズアウトしてしまうので、たくさん買うとムダになってしまう。おもちゃも次々買っていたら際限がない。

私も実際に、1人目の出産のときは勝手が分からず、ずいぶんと出費してしまいました。ですが、2人目以降の時はほとんどお金がかからず、家計はずいぶんラクでした。

育休期間中は、不必要なものを買い揃える「出産貧乏」にならないように気を付けたいですね。

そして、買い物は冷静に行なうようにして、この期間に貯金を増やしましょう。