わが家は戸建マイホームを購入しました。
住むときが近づいてくると、気持ちが高まってきますよね。
ですが新築一軒家への引越しは、家の購入費以外にいろいろなお金がかかってきます。
目次
新築一戸建てへの引越しには、こんな費用も必要!

「新築戸建に住むのって、家を買って引越しするだけでしょ?」と思っているあなた、甘いです!
私も最初はそんな認識でした。でも、実際には引っ越し料金以外のお金がけっこうかかってくるんです。
わが家の経験から、費用が大きかったものを挙げてみます。
①不用品の処分代
新築一戸建てには、すでにさまざまな設備がついています。
そのため、これまで使っていたいろんな備品が要らなくなります。
わが家では、こんなものが不要に。
ガスコンロ、食器棚、靴だな、本棚、据え置き型食洗機、ラック、ハンガーラック、照明、古いパソコン、シャンプーラック、水切りかご、本、服飾類、……
以前は、引越し業者が不用品回収も引き受けてくれたりもしました。
ですが、いまは規制も厳しくなって、引越し業者では不用品の処分は請け負ってくれません。
不用品の処分は、自分たちで手配する必要があります。
小さな雑貨なら可燃ゴミで捨てることができますが、大型の不用品を処分する方法はやや大がかりに。
- 自治体に依頼して引き取りに来てもらう
- 持ち込みOKなゴミ処理センターに持ち込む
- 不用品回収業者にお願いする
数が少なかったり、自分たちで持ち運べるものなら①②で安く処分できます。
数が多すぎる、持ち運び困難な大型のものが多い場合は、③の不用品回収業者にお願いすることになります。

②引越し代
引越し代は、誰もが想定しているお金ですよね。
引越し代を安くおさえるのはもちろん大切で、後でその方法もご紹介します。
新築戸建てへ移る場合、せっかくの新しい家を引越し作業で傷つけてしまわないよう、業者選びも大切です。
また引越しの前後に、近隣の方へのご挨拶の粗品も必要になります。
③新しい家具、家電代
新居への引越しを機に、家具・家電を新しくしようと考える人も多いでしょう。
また集合住宅からの引越しだと、単純に部屋数が増えるので、そのぶん照明やカーテン、エアコンも必要になってきます。
わが家が購入を検討したものには以下のものがあります(買ったわけではない)。
エアコン、ソファ、子どもの勉強机、ベッド、ピアノ
④住宅保険やホームセキュリティ
新しい家に入ると、火災保険も新たに入ることになります。
戸建の場合は、10年や30年などの長期間のプランが多いかと思います。
一括で支払うほうが総額は安いのですが、そうなると初期費用がドカンとかかります。
また戸建てだと、ホームセキュリティも検討する家庭が多いですね。
こちらもお得にしようと思えば、一括支払い。
⑤転校や転園でかかる費用
子どもがいる場合、新しい学校、新しい幼稚園や保育園に通うことになります。
公立の小中学校なら義務教育なのでさほどお金はかかりませんが、私立なら備品代がいろいろとかかります。
また幼稚園や保育園の転園の場合、新しい園で必要なものをあらためて購入する必要がでてきます。
引越しに伴う費用を少しでも安く済ませるコツ

これら諸々の費用を少しでも安く済ませるコツをご紹介します。
使えるものは売る!
【不用品処分を安く済ませる方法】
- 使えるものは自分で売る、譲る
- 業者を利用する場合は複数社で見積もりをとる
手間はかかりますが、使えるものは自分で売ったほうがお金になるのでお得です。
- 本、DVD、ゲーム → ブックオフ、バリューブックス
- 服飾類、雑貨、日用品、おもちゃ、使える家電 → メルカリ、ヤフオク、セカンドストリート、ネットオフ、ハードオフ など
フリマアプリはやっぱり強いです。出品と発送の手間はかかりますが、いちばん高く売れる方法です。

キレイな本や専門書の不用品が多くあるなら、バリューブックスがおすすめ。
また、ジモティで譲るのも、費用ゼロで処分できるのでいいですね。
大型ゴミや数が多すぎる場合は不用品回収業者が便利です。いっぺんに引き取ってもらえて手間が省けるほか、使えるものを買い取ってくれる場合もあります。
この場合、必ず複数社に訪問見積もりをお願いしましょう。
わが家は2社の業者に訪問見積もりをお願いしました。
- A社:食洗機とコンロの買い取りOK → 処分費用5万円
- B社:買取品ナシ → 処分費用10万円
どちらも業界最安値を謳っている会社でした。
引っ越し業者は必ず複数社に見積もりをとる
【引越しを安く済ませるコツ】
- 複数社に見積もりを出してもらう
- 閑散期にする
- 荷物を減らす
- 電気工事をお願いするかどうか
引越し業者も不用品回収業者と同じく、複数社に訪問見積もりをお願いしましょう。
引越し業者は 他社との比較で値引きしてくれる可能性大 です。
わが家は3社で見積もりをとりました。一番高い見積もり額と低い見積もり額で2倍近く差がありました。
高い見積もりを出した業者にそれを指摘すると、いきなり最低金額近くまで下げてくれましたよ。
また引越しの際は閑散期を狙うことと、荷物を極力減らすことがポイント。
さらに引越しで必要となるのが電気工事類。
- エアコンの脱着
- 洗濯機の取り付け
- 食洗機の取り付け
- テレビの配線、取り付け
- ウォシュレットの取り付け
これらを引越し業者にお願いすると、どんどん費用がかさみます。
ギフトカードや優待券を活用
【家電、家具の購入費用をおさえるコツ】
- セール時期まで待つ
- ギフトカードや株主優待を使う
- 必要最低限のものだけ買う
新しい家にはやっぱり新しい家具や家電が欲しくなりますよね。
わが家もそうで、いろいろと安くする方法を画策しました。
まず、住宅メーカー主催の家具セールで購入する。新築だと家具を必要とする人が多いと住宅メーカーも分かっているので、安く家具を購入できる機会を作ってくれたりします。
または、家具メーカーの株主優待を取得して利用する。
金券ショップ等でギフトカードを安く仕入れて、それで購入するのも手です。
保険は本当に必要か見極めて
【火災保険やホームセキュリティをおさえるコツ】
- プランに不要な項目がないか精査する
- 地域の安全性を確認する
住宅の保険はさまざま。火災保険や地震保険その他、いろいろあります。
プランが多種多様なので、含まれているのが本当に必要な項目かどうか考えましょう。
ホームセキュリティも、入っておけば安心ですが、費用は安くはありません。その地域の安全性によって入るかどうかよく検討しましょう。
転園先の下調べはしっかりと
【転園、転校費用をおさえるコツ】
- 子どもが義務教育期間だと費用がかからない
- 未就学児で共働きなら保育園がおすすめ
- 幼稚園や認定こども園の費用は園によりけり
子どもがいる場合、年齢によって費用が変わってきます。
たとえば小学生だと、入学や学年変更時(春休み中)の転校を考えますが、引越し業者の繁盛期なので引越し代が高くつきますよ。
また未就学児の場合、保育園・幼稚園・認定こども園のどこに行くかで費用が全然違ってきます。
事前の下調べは入念にしておきましょう!
わが家は夏休みに引っ越しを実施

ファミリーの引っ越しとなると、引っ越し代がバカ高くなります。
そのため「繁盛期は避けよう」となり、わが家は夏休み中の引っ越しとなりました。
子どもが小さいうちは、友人関係もあってないようなもの。いつ引っ越ししても、新しい場所にすぐ馴染みます。
長期休みの間の引っ越しだと新学期に向けた準備時間も十分あるので、不都合は感じませんでしたよ。