買い物レシートを写真に撮って送信すれば、ポイントが貯まる「レシートアプリ」。
レシートアプリの中で、最も簡単かつ手軽なのが「ONE(ワン)」です。
目次
レシート買取アプリ「ONE」

「ONE」は、2018年にリリースされたレシート買取アプリです。
アプリを開発したのが、当時18歳の高校生だったことでも注目されました。
これまでのレシートアプリとはちょっと違っていて、それも人気の理由でしたね。
どんなレシートでも買い取ってくれる

ONEの最大の特徴は、どんなレシートでも買い取ってくれるという点です。
よくあるレシート買い取りのシステムは、対象商品を購入したレシートを撮って送る、というものです。
この場合、いちいち対象商品を確認しなければいけないし、対象商品を買う機会がないとポイントが貯まりません。
それに比べて「ONE」はスーパー、ドラッグストア、レストラン、ガソリンなど、どんなレシートでもOK。
すごいですよね。
サービス開始時は買取希望が殺到しすぎて、しばらく買取休止になりました。
買取を再開したあとも、買取数がすぐに上限に達して、全然買い取ってもらえない状態が続きました。
いまでは買取枚数も増えていることもあり、つねに買い取ってもらえる状況が続いています。
1人1日5枚まで。
1枚につき最大10円で買い取ってくれます。
購入2ヶ月以内のレシートが対象。
写真を撮って送れば、すぐに買取価格もわかります。
指定レシートは高額買取
普通のレシートは1枚最大10円で買い取ってもらえますが、条件付きで高く買い取ってもらえるケースがあります。

少し前には、飲食店のレシート、コンビニのレシート、スマホ決済のレシートが対象だったこともありました。
ただ、保険証や引越し見積書などは、住所や名前の情報が丸見えです。
簡単アンケートでポイントゲット
レシート買い取りのほかに、アンケート回答で報酬がもらえます。

以前はたまにアンケートが出るくらいでしたが、だんだん数が増えてきました。
すべてを網羅するのは時間がかかるので、暇なときに限って取り組んでみるくらいがいいですね。
アンケート1つに1分くらいはかかるので、やるかどうかはコスパを考えて決めましょう。
ONEの使い方
ONEのいいところは、どのページもシンプルなデザインであること。
初めての人でもかなり見やすく、操作に迷うことがありません。
登録はカンタン
まずアプリをダウンロードします。

そのあと、登録はSNS認証で行ないます。
アプリを起動、電話番号を入力→SNSで認証番号が送られてくる→認証番号をアプリに入力
これで会員登録が完了します。
レシートの買取方法
レシートの買い取り方法もいたって簡単。
「画像買取」の「全種類のレシート」をタップすると買取画面に移ります。

「キャンペーンに参加する」をタップ。
すると写真モードになります。

レシートを撮影します。緑の丸ボタンがシャッターです。
たまに長いレシートは画面に収まりきらない場合があります。そのときは店名、日時、商品名くらいが分かる程度にまで寄って撮ります。(レシートは途切れますが)
撮ったら画像を確認して、よければもう一度、緑ボタン(紙飛行機のアイコンになっています)をタップ。
すると、すぐに買い取り価格が出ます。

完了ボタンをタップして完了です。
アプリ起動から完了まで、10秒もあればできます。
レシート1枚最大10円ですが、もっとも確率が高いのが1円です。
ですが、わりといい確率で5〜10円も出ますね。
買取履歴も確認できます。

出金の方法
出金は、国内のほとんどの銀行が対応しています。メジャーなネット銀行へも可能。
ただ、条件もあります。
- 本人確認が必要(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 200円の手数料がかかる
- 申請から1週間程度かかることも
手数料がわりと高いので、頻繁に出金はできない感じです。
ギフトカードへの交換もできますが、いまのところサーティワンやドンキホーテくらいで、種類が少ないです。
ONEのリスクは?
レシートで読み取られる情報
なぜレシートに金額がつくのか。
それは、レシートが情報の宝庫だからです。
- 商品を買った店名
- 商品を買った日時
- 買った商品名
- 商品の値段……
「どんな人が、どこで、どんなときに、どんな商品を買うのか」が1枚で分かる。個人の消費行動がわかれば、企業はそれに応じて商品を提供すれば、より売りやすくなります。
多くの企業が、個人がどのような消費行動をするのかという情報を欲しがっているんです。
ONEは、レシートを集めることによって個々人の消費行動を分析して、情報が欲しい企業に提供します。そうすることで企業の業績アップに貢献する、というわけですね。
そして、情報の対価としてお金をもらっている、ということです。
個人情報の流出は大丈夫か
「消費行動が集められるなんて怖い!」「情報が流出したら」と不安に思う人もいるでしょう。
情報流出に関しては、運営会社のセキュリティを信用するほかありません。
会社のプライバシーポリシーには一応、収集した情報の管理は業務委託先も含めて徹底している旨が記されています。
個人情報や消費行動の収集に関しては、個人の見解を言えば、現代は多くの企業があらゆる方法で顧客のデータを収集しています。
私たちが普段使っているポイントカードやクレジットカードも、もちろん消費情報としてデータが集められているわけです。
情報社会なので仕方ありません。
なので、ONEだけにことさら敏感になる必要はないと考えています。
もちろん、写真に撮る際にはレシートをざっと見て、たとえばクレカ番号やポイントカード番号がまるわかりになっていないかくらいは確認しています。
レシートアプリの中では秀逸
「どんなレシートでも買い取る」というシステムは、数あるレシートアプリの中でも秀逸のアイデアだと思います。
最初は本当にレシート買取だけでしたが、徐々に、アンケートやレシート以外の買取が始まったりと、サービスが拡大している様子がうかがえます。
今後もどんなサービスを展開してくるか、楽しみなところでもありますね。