リンゴ病は、4〜5歳を中心に、子どもがかかりやすい病気です。
わが家の一番上の子(当時6歳)が、このリンゴ病にかかってしまいました。
しかも2回も。
頬が真っ赤になる「リンゴ病」
「リンゴ病」は、頬が真っ赤になることから、一般的にそう呼ばれています。正式には、伝染性紅斑という名称だそう。
4~5歳を中心に子どもがかかる病気です。
頬だけではなく、腕や脚にも網目状の発疹が出ることも多いです。
じつは私自身、幼い頃にリンゴ病にかかったことがありません。ゆえに、わが子がリンゴ病になって初めて知ったのですが、頬が赤くなったときには、もう病気の終わりかけだそう。
感染力もほぼなくなっているとされます。
病気に感染したのはだいたい、頰が赤くなる10日~20日くらい前。子どもによっては、感染後に熱が出たりダルくなったりするようです。
周囲への感染力をもつのも、頰が赤くなる前の時期です。
ただ、うちの子は体調不良の時期がありませんでした(子どものリンゴ病は症状が軽いので、症状が出ない場合もある)。
そして、あるとき突然、頰が真っ赤に。
最初は「夏だし外で遊んでるし、日焼けの赤みが残っているのかな」と思い、いつも通り保育園に預けました。
しかし途中で保育園から電話がかかってきて、「手や足も赤くなってきたので、たぶんリンゴ病です~」とお迎え要請が。
上に書いたように、頰が赤くなる時期は病気の終盤です。うつる心配もありません。
そのため、医療機関を受診しましたが、即日、保育園に預けることができました。
リンゴ病に2回はならない?
リンゴ病は、基本的には2回はかかりません。
1度かかると免疫ができ、生涯、免疫が続くとされます。
しかし、うちの子は、リンゴ病にかかった約1カ月後、再び顔や腕が真っ赤になりました。
インターネットで検索しても、リンゴ病に2回なるという情報はほぼ皆無。保育園の先生もみんな同じ認識で、「リンゴ病は1回しかならないはずなのに……」と不思議がっていました。
そのため(症状はどうみてもリンゴ病ですが)、念のため小児科を受診しました。
リンゴ病、2回なることもあるんですね。
大人がリンゴ病になると悲惨!
子どもの病気に大人がかかると症状が重くなる、とよく言われますよね。
リンゴ病も、まさにそう。
今回、子どものリンゴ病(1度目のとき)が私にうつってしまいました。
大人に表れる症状で代表的なものは、以下の3つ。
- 高熱(数日間)
- 関節痛(数日〜長いと1ヶ月)
- 四肢が赤くなる
私に表れたのは「高熱(+頭痛)」と「全身の関節痛」でした。
熱は39度台。頭痛と関節痛がかなり酷く、動くこともままならず寝たきりになりました。
夜もロクに眠れないし、食欲もでない。
まる2日間は寝たきりで過ごし、3日目以降は病院で処方された鎮痛剤を服用することで、なんとか動けるように。
そのあと数日間は、鎮痛剤を服用しながら過ごすことになりました。
上で書いたように、リンゴ病で感染力があるのは頬の赤くなる前(大人の場合は熱のある間は感染力があるよう)で、うちの子はその時期に症状がまったくありませんでした。
感染を防ぐのはかなり至難の業……。
リンゴ病は4年に一度くらいのタームで大流行となるようです。
接触感染なので、お子さんをお持ちの方でまだなっていない親御さんは、ぜひ気をつけましょう(気を付けようがないかもしれませんが……)。