3回目の育児休暇がまもなく終わります。
そこで、これまで経験から、育休中にやってよかってことをまとめてみました。
目次
育休中にやって良かったこと
家中の断捨離をする
復職すると、平日が忙しいのはもちろん、土日でも家事に育児にバタバタ。家の中を片付ける余裕が、なかなかありません。
モノの管理も行き届かない。
そのため、育休中に「これから絶対に使う」というもの以外は思い切って処分しました。
家の中にあるものを徹底的に見直して、できるだけミニマム(最小限)な状態に。
断捨離のメリットは、
- 家の中がスッキリする
- 気持ちがスッキリする
- (家にあるモノを把握できて)無駄な買い物が減る
- (モノを把握しやすくなって)家が片付けやすくなる
ということ。
ちなみに育休中、整理&片付けておいたほうがいいと私自身が感じるベスト3は以下。
- 洋服類
- 子どものおもちゃ
- 金融口座、クレジットカード
洋服は、必要に応じて買うけれど、なかなか捨てられません。そして、着まわしているうちに整理が行き届かなくて、ぐちゃぐちゃになってしまいます。
子どものおもちゃ類は、子どもが小さいうちは、片付けても片付けても散らかします。
なので、使わないものは家に置かない!
モノ以外にも、使わないクレジットカードや金融機関を解約しておくのも有効です。
これらの解約には、コールセンターに電話したり、書類を書いて郵送するなど手間がかかります。働いているときは面倒で、とてもできません。
家計の見直しをする
共働きだと、普段忙しくて家計管理が疎かにになりがち。さらに、外食や中食が多くなって出費が多くなりがちです。
ぜひ育休中に一度、収入と支出を見直してみましょう。
私は、家計管理にマネーフォワードを利用しています。
使っている金融機関やクレジットカードなどをすべて登録して、お金の流れが一括で把握できるようになりました。

(私のような)家計簿をつけるのが面倒だと思う人、家計管理に挫折してきた人にはおススメです。
あわせて、口座を持っている銀行はインターネット利用できるようにしておくのもおすすめです。
そうすれば、振込などの手続きのためにわざわざ平日昼間に銀行窓口にいったり、ATMに並んだりする手間が省けます。
宅配サービスの利用を検討する
働いていると平日の日中は仕事なので、家庭の用事でお店に足を運ぶことが難しくなります。
私が利用している宅配サービスは、
- 食材配達(生協)
- クリーニング(リネット)
食材配達は、最近多くのサービスがあります。配達スタイル、商品内容や味などは会社によってさまざまなので、自分の家に合うかどうかを育休中の在宅の際に試したほうがいいですよ。
時短料理をマスターする
働いているときに、いちばん頭を悩ますのは、毎日の食事の準備です。
わが家は、とくに手作りにこだわっているわけではありません。お惣菜も冷凍食品もクックドゥなどの調味料の素も使います。
そうであっても、「これはレシピを見ないですぐ作れる!」という料理を1品でも増やしておいたほうがいいですね。
いざという時に本当に助かります。
きょうだいの習い事を始める
共働きだと、子どもの習い事の送り迎えをしてあげる時間も、精神的な余裕もなかなかありません。
そこでわが家は、末子の育休中に、上の子の習い事を始めました。
そうすることで、親子ともに徐々に慣らしていけたのと、スケジュールに無理がないかを試すことができました。
復帰後も習い事を続けていくための助走期間になりましたね。
予防接種、歯医者に行く
育休をとっている対象の子の予防接種は、もちろん受けさせますし、あまり忘れたりもしません。
要注意なのが、きょうだいがいる場合の上の子の予防接種です。
年齢が上がるにつれて、予防接種の数も減って、間隔もあいてくるので、つい忘れがちになってしまう。
さらに、子どもの歯のケアも、親が働いていて忙しいとおろそかになりがちです。子どもの虫歯は分かりにくいので、育休中に総点検しておいたほうがいい。
わが家でも、上の子に虫歯がみつかり、少し歯医者に通っていました。
私が休みだったからこそ、歯医者通いもスムーズにでき、早々に治療を終えることができました。
会社の上司や同僚と連絡をとっておく
育休中は会社との書類のやりとりがあるので、人事部とは定期的に連絡を取り合っています。
ですが、できれば部署の上司や同僚とも、連絡を取り合っていたほうがいい。職場の状況もわかって、復帰もやりやすくなります。
また、休暇中いっさい連絡なしの人より、たまにでも連絡をいれていたほうが、職場への印象もいいかと思います。
時短家電をそろえる
共働きの「三種の神器」と言われているのが、以下の3つです。
- 食洗機
- 乾燥機付き洗濯機
- お掃除ロボット
わが家も、第1子の育休中に、食洗機と衣類乾燥機を買いました。
最初は夫から「食洗機なんている? 洗うなんてすぐできるじゃん」と言われました。
ですが、食器洗いを見くびるなかれ。実際に買ってみると、朝も晩もフル活用。
わが家は5人家族ですが、当初使っていたのは小型の食洗機。子どもが小さいあいだは、これでもじゅうぶん間に合います。
衣類乾燥機も、毎日フル活用!

お掃除ロボットについては、家に段差も多く、床にモノ(とくに子供のおもちゃ)も散らかっているので、あきらめました。
その代わりに通常の掃除機を、軽量のスティック掃除機に買い替えました。これだけで格段に掃除がしやすくなりましたよ。
家電環境を整えるのも本当に大切ですね。
病児保育を調べる
第1子の育児休暇中にやって大正解でした。
子どもは本当にしょっちゅう病気をします。その度に有休を取っていたら、とてもじゃないけれど足りないし、職場にも迷惑がかかります。
両親・義両親ともに家が遠方です。さらに、子どもが複数+夫が休めないという問題も。
私が休めなければ、病児保育に頼るしかありません。
自治体が推奨している病児保育は、料金面では安いです。ですが、すぐに定員オーバーになってしまいます。
なので、民間の病児保育もぜひ調べておきましょう。時間、条件、料金はそれぞれでかなり違います。
また、ファミサポへの登録やベビーシッター会社への登録もしておきました。あまり利用できませんでしたが……。
資産運用も
基本は「ダブルインカム+節約」でお金を貯めていくスタイルです。
投資は以前から少し手を出していたのですが、上の子の育休復帰の際、子どもを持ちながら働くことの厳しさを痛感。
私がいつまで仕事を続けられるか分からないと感じ、本格的に資産運用に取り組み始めました。
育休中にいろいろ試して、復職までにある程度経験を積めたことは良かったと思います。
やりたくても実際は無理だったこと
育休中に入る前はやりたいと思っていたことですが、実際には上手くいかなかったことも書いておきます。
資格の勉強、自己研鑽
よくインターネット上や育児雑誌などで、育休中にやりたいことに「資格の勉強」が挙がっています。
ですが、これはなかなかできません。とくに子どもが生まれてしまうと、よほどの強い覚悟と体力がないと、勉強なんてできません。
それくらい乳幼児のお世話は過酷。
まず、まとまった時間がとれない。生まれたばかりの子はしょっちゅう起きる&いつ起きるかわからない。自分のご飯やトイレの時間の確保さえままならない。
夜はたいてい寝かしつけているうちに寝落ちしてしまいます。
私はとりたい資格はありませんでしたが、本を読んで自己研鑽は積みたかった。ですが、ほとんどできませんでした。
しかも、子どもが増えるたびに、どんどん自分のために使える時間がなくなっていく。
夫との家事育児分担
夫と家事育児分担をきちんと決めておく。さらに、育児休暇中から、きちんと担当分はやってもらう。これが理想でした。
わが家は第1子のときから、夫もきちんと納得のうえ、分担をきめていました。
ですが、早々に崩壊。
育休中は、
私が職場に復帰した直後は、
私がフルタイム勤務に戻ってからは
いろんな理由で、結局は私のワンオペ状態に。
これに関しては、わが家はいまだに解決策が見つかりません……。