共働き

短時間勤務の理想と現実。毎日の暮らしが全然ラクにならなかった……!

共働きが当たり前となっている今の時代、短時間勤務制度を導入している会社は多いかと思います。

子どもを持つと、時短で働くママも多いはず。私もそうです。

時短を利用すれば、時間に余裕も生まれる、仕事と家庭の両立はうまくいく、子どもと過ごす時間も生まれる――そう考えていました。

わたし
わたし
現実はそんなに甘くなかった……

時短勤務で直面した厳しい現実

「時短なのに、どうして厳しいの?」と思う人もきっといるでしょう。

私が直面した現実を挙げてみます。

勤務時間がそれほど減らない

時短勤務の細かい制度内容は会社によって違うでしょうが、私の会社の場合、1日の勤務時間を6~8時間のあいだで申請できます。

つまり、もっとも短くして1日6時間勤務。9:00始業なら、16:00終わり(昼休みが1時間ある)です。

「これならいけるでしょ!」と思われるでしょう。私も最初はそう思いました。

ですが、実際は1日6時間ずつ働けばいいというわけではありませんでした

6時間勤務を申請した場合、1カ月に「6時間/日×1ヶ月間の出勤日数」分の勤務時間を満たさなければなりません。

でも実際に働いてみると、1日6時間勤務を休むことなく継続するのはかなり難しいのです。

なぜなら、子どもはしょっちゅう病気になる。そのたびに病院に連れて行ったり、保育園からお迎えの要請が来たりして、会社を遅刻・早退することになります。

また、保育園での個人面談や保育参観などのイベント。有休で対応できればいいですが、出勤しなければならない日などは、早退や遅刻で対応することになります。

そうすると、1日6時間の勤務時間を満たせません。そのままだと、1カ月に満たさなければならない労働時間が不足してしまうわけです。

この不足分の労働時間は、どこかで穴埋めしなくてはなりません。別の日に早く出社して働くか、残業するか……。

しかも子供の病気は、いつ何時起こるか分かりません。そういったことが起こるたびに対処療法で労働時間を穴埋めしていては追いつかない可能性がある

そのため私は、6時間勤務の申請をしながらも普段から6時間半~7時間働いておき、勤務時間を貯金しているのです。

すると正直、ほとんど正規の労働時間とさほど変わらなくなってきます。

職場での肩身が狭い

短時間勤務だと当然、ほかの人よりも一足早く帰ることになります。

私が時短勤務ということは周りも知っているとはいえ、みんながまだ働いている中では、帰りづらいものがあります。

シフト制などで仕事開始や終了の人の入れ替わりが頻繁にあればまた違うのでしょうが、始業時間と終業時間が決まっていて働いている場合は、途中で帰る人間はとても目立ちます。

さらに繁盛期であったり、仕事上のトラブルが起きたりして社内に残業必至の雰囲気があると、ますます先に帰るのが申し訳ない気持ちに。

周りに対して申し訳ないという気持ち、罪悪感をどうしても抱いてしまいます

給料が(予想以上に)少ない

いま実際には、私の1日の勤務時間は7時間前後です。

仕事内容は、フルタイム勤務時と同じです。早めに帰ることと、つねに(子どもの急病などで)早退の可能性を抱えているので、外出の仕事はやや少なくしてもらってはいます。

また仕事量についても(私が部署の中でベテランに属していることもあり)同僚と同じくらいこなしています。

ですが、短時間勤務というだけで制度上の社員区分が変わり、お給料はガクッと減りました。フルタイム時より、手取りで3~4割減といった感じでしょうか。

フルタイム勤務時とさほど変わらない仕事をしていて、しかも同部署のメンバーともそん色ない量をこなしているのに、なんだか虚しい……。

ときには仕事を持ち帰るも……

子どもを抱えていると、子供の急病で会社を休んだり、早退することが多くなります。

わが家は子どもが3人なので、そのぶん早退や休みの日も多くなりがちです。

仕事は部署のメンバーと共有しながら助け合って進めているとはいえ、そのとき私しかできないこと、私がやっておかなければいけないことが、やっぱりあるわけです。

そのため、家で子どもをみながら仕事をすることもしばしば。

ただ、私の会社では在宅ワークは認められてはいません。そのため、家で仕事をしても労働時間や評価にはいっさい反映されません

夫からのプレッシャー

夫は、少なくとも平日はかなり忙しく、家事育児を担ってもらうことは難しい状態です。

つまり、基本的には平日は私のワンオペです。

くわえて「時短なんだから、家事育児はやって当然だろう」というスタンスをひしひしと感じます。

これがまた精神的なストレスになっています。

サポートしてくれる人がいない

わが家は両親・義両親ともに家が遠いので、サポートを頼むことができません。上記の理由で夫にも頼むのも難しい。

そのため、第3者(ファミリーサポートやベビーシッター)にサポートをお願いすることも考えました。

ファミサポには登録はしていて、マッチングもしてもらいました。ただ、私の住む地域では、援助してくれる側の人数が圧倒的に足りない状態です。

お会いした方も数件を同時に抱えていて、たびたびお願いしたり、急にお願いするのが難しい状況でした。

シッター会社も調べていましたが、子ども3人ともなれば、かなり高額となります。

ということで、私のワンオペが続いています。これが本当にしんどい。

とはいえ、フルタイム勤務はムリ

「どうせツライなら、いっそ給料がカッツリもらえるフルタイム勤務で働いたほうがいいんじゃないか」

そう思ったこともあります。

ですが、やっぱり無理です。

というのは、フルタイム勤務だと残業を断ることができなくなるからです。いまは残業を免除してもらうためだけに短時間勤務にしているようなものですね。

我慢か転職か、それとも……

考えられる選択肢としては、まずなんとか耐え続けるのが1つ。

そして次に考えらるのは、より良い環境を求めて転職すること。

これまで子持ちママに転職は難しいというのが一般的な考え方でしたが、最近は子持ちママ向けの転職サイトも増えてきました。

その1つ「ママワークス」は、在宅案件が豊富で評価も高いですね。なんだかんだ言って、子どもがいる家庭で在宅ワークができると、圧倒的に過ごしやすくなると思います。


夫の給料一本でやっていけそうなら専業主婦という選択肢もあるでしょう。

でも、いつか子どもの手がかからなくときに手持ち無沙汰にならないよう、どんなかたちでも細々と仕事を続けていきたいなぁとは思っているのですが……。